動画の撮影や編集、YouTubeへの投稿環境などが整ったようなので、いよいよ「おうちdeスキルアップ」の本編を開始してみます。
まず、今回は二進法楽器である弦楽器に付きものの「弾きぐせ」克服編です。
弦楽器の人はピンとくると思いますが、弦楽器の弓づかいは「ダウンとアップ」の2種類で、やっかいなことに「ダウンは強く短く」なり易く、「アップは弱く長く」なりやすい傾向があります。極端にいうと「タター、タター」みたいになる。
これを「弾きぐせ」と言い、特に速い刻みや16分音符の動きがある曲などでは、上手に演奏できない大きな原因となります。
また、フレーズの初めは「ダウン」という強烈な固定観念と結びついて、表現の幅を狭める要因ともなっています。
これを克服する方法は、徹底した「逆弓練習」だと思います。
ということで、その練習方法を動画でいくつか紹介します。
その前に、動画で使っているヴァイオリン教則本を無料の楽譜サイト「imslp」からダウンロードしておきましょう。
36 Violin Studies, Op.20 (Kayser, Heinrich Ernst)
http://conquest.imslp.info/files/imglnks/usimg/e/e7/IMSLP32135-PMLP73098-Kayser_36_Studies_Op.20_for_Violin.pdfヴァイオリンの習い始めに必ず誰もが弾く「カイザーの教本」です。
PDFファイルの2ページの1番が今回の動画の練習曲です。
なお、ビオラのバージョンもあるようです。
http://conquest.imslp.info/files/imglnks/usimg/7/71/IMSLP576038-PMLP73098-Kayser_op-55.pdf
さて、楽譜が準備できたら、第1番を逆弓で弾いてみましょう。
演奏例は、以下の通り。
いかがですか?
結構、移弦が難しいと思います。
これを1週間程度、我慢して毎日1回やると、弾きぐせはかなり治ると思います。
もう少し難易度を上げて、上げ弓からの「2個刻みバージョン」です。
いかに自分が「下げ弓から始める」体になっているかがわかると思います。
さらに難易度を上げて、「4個刻みバージョン」です。
この3種類を、練習のたびにウォーミングアップとしてやれば、2〜3週間程度でボウイングがかなり楽になるとおもいます。
練習曲はカイザーだけでなく、手当たり次第なんでも。目に入る楽譜全て逆弓で弾く、ぐらいの勢いで。笑
私も、昔にこればっかりやっていた時期がありました。そのお陰で、今でもあまり逆弓が苦になりません。
最後に、調子に乗って「ゴセックのガボット」前半を全部逆弓でやって見ました。
よかったら挑戦してみて下さい。
では。
0 件のコメント:
コメントを投稿